【重要】お薬の回数について(受診の度に登園登校のため回数を減らして欲しいというご希望をお書きする方は今後の診察をお断りします)

受診の際、登園・登校するため薬の回数を1日2回にしてください、というご希望が非常に多いです。

風邪などで処方する飲み薬は効果が続く時間が長くないものが多く、1日2回の内服では十分な効果が得られない場合があります。
もともと風邪で処方するお薬は対症療法のものが多く、内服しないと治らないというものではないため1日2回の内服でも構いませんが、
抗菌薬などはしっかりとした効果が得られるためには1日3回きっちり内服しないといけないものが多いです。

もちろん現実的に1日3回の内服が難しいことは理解できるため、当院では基本的には対症療法薬は1日2回で処方しております。
しかし、1日3回のお薬を処方する場合、それは病気を治すためにはしっかり内服した方が望ましいと判断しているからです。
お薬は子どもの病気を治すため、症状を和らげて療養しやすくするために処方しているのであって、登園・登校させるために処方しているものではありません。

上記についてご理解いただき、保護者の判断でお薬の回数を減らしたり、毎回受診のたびに1日2回で処方するよう要望するのはおやめいただくようお願いします。
毎回そのようなご希望を書かれる方は当院のルールをお守りいただけないものと判断し、今後の診察をお断りする場合もございますのでご注意ください。

1日3回のお薬が処方されたとき、園などでお昼に飲めない場合は帰宅後に飲んで、寝る前もう一度飲んでください。(食後でなくても構いません)。